毎年、春の花粉の時期だけ受診される患者さんがおられますが、今年は例年よりも早めに受診される方が多い印象です。
何故?
どうやら「例年よりも花粉が早めに飛んでいる」のが原因のようです。
<花粉の飛散開始を予測する方程式?>があるのですが、それは
「年明け1月1日からの最高気温の積算が400-500℃になると花粉飛散が始まる(=花粉シーズンに入る)」
というもの。
今年は暖冬で暖かい日が多いですが、1月25日までの最高気温の積算は363.8℃です(京都市)。
ちなみに2019年の同期間を計算すると236.4℃、何と約130℃も高いんです!
平均最高気温を10℃と仮定すると約2週間も早くシーズンインする計算になりますね。
今シーズンは「昨年よりも、例年よりも花粉は少な目」と予想されていますが、「少な目」という言葉に安心せずしっかりと対策することをおススメします。
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