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PM2.5と黄砂が飛ぶ時期、知ってます?


 今回は「PM2.5」と「黄砂」が飛ぶ時期についてのお話。

”注意しなきゃなー”と思っていても、相手を知らなければ有効な対策を取れませんからね。

「PM2.5」

 PMとはparticulate matterの略で微粒子と訳されます。その大きさが2.5㎛(1μm=0.001mm)以下のものを指します。

いわゆる大気汚染物質で工場や車の排ガスなどが主成分です。

PM2.5は偏西風が強くなる3-5月に一番多く観察されますが、実はほぼ1年中飛来しているんです。

「黄砂」

 中国大陸のゴビ砂漠などの砂が風で舞い上げられたものが飛来するものです。

日本に飛来する黄砂の大きさはというと約4㎛とされているので、PM2.5よりも少し大きい程度です。

黄砂は大陸の土地や気候の影響で3-5月に数日/月の割合で観察されますが、それ以外の時期にはほぼ日本には到達しません(ホッ)。

 ただ、スギやヒノキ花粉の大きさが20-40㎛であることを考えれば、両者がいかに小さい物質かわかりますね。粒子が細かい分、鼻~のど・気管支・肺の奥深くまで侵入するので厄介なんです。

 結論、PM2.5のことを考えればほぼ1年中注意していなければならないことになります。真冬以外は何かしらの花粉も飛んでいるので結局同じか・・・。うーん、良いお話ができずスミマセン。

・暑いけど、マスク

・とにかく「口を閉じて鼻呼吸」

・うがいをこまめにする

・定期的に鼻をかむ


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